【3dsmax初心者向け】モデルの複製方法②
2018/07/23
こんにちは。デジダスキュビカの文元です。
今回は以前ご紹介したモデルの複製方法とは別の2つの複製方法についてご紹介致します。
モデル作業をしてみると意外と多くの箇所に同じ形のものが使われています。
またmaxにはもダルの複製機能として様々な方法があります。
一つでも多くマスターすると制作時間短縮にも繋がりますので、是非ご覧下さい。
ラインに沿っての複製方法
1つ目はラインに沿っての複製方法です
①まずはラインを作成します。
結果が分かりやすいようにベジェコーナーで曲線にすると良いです。
②複製するモデルを作ります。
どんなモデルでも良いですが、今回は柱形状で行います。
③「ツール」→「位置あわせ」→「間隔ツール」をクリックします。
すると間隔ツール操作の為のパネルで出てきます。
④複製するモデルを選択して「パスを選択」をクリックした後、ラインを選択します。
するとラインに沿ってモデルが作成されました。
数を増やすと効果は更に分かりやすいです。
今回の数は20としています。
⑤さて、もう一つ間隔ツールでよく使う機能をご説明致します
「コンテキスト」の「フォロー」にチェックを入れるとラインの向きに向かってモデルの角度が変わります。
※「適応」をクリックすることで複製が反映されます。
クリックしなければ、画面の状態はあくまでプレビュー状態なのでご注意下さい。
これが間隔ツールでよく使う機能です。
複製機能「ミラー」について
さて、次は2つ目の複製機能「ミラー」についてご説明致します。
ミラーとは簡単に言うとモデルを反転する機能です。
せっかくですので複製するモデルは、先ほど間隔ツールで作成したモデルをグループ化して使用しましょう。
グループ化は全て選択(ctrl+a)し「グループ」→「グループ」で行ってください。
⑥複製するモデルを選択し「ミラー」をクリックします。
⑦「ミラー軸」で作成したい形になる軸にチェックを入れます。
今回はX軸とします。
選択のクローンでおなじみのコピーやインスタンスを設定します。
クローンなしの選択肢もあります。
そして最後はOKをクリックします。
これでX軸に反転コピーされました。
建築モデルでは繰り返し同じ形が使われている箇所、反転しているだけの箇所が
多くありますので今までご紹介しました複製方法を使ってみてください。
今回は以上となります。
何かお役に立ちましたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
