【photoshop初心者向け】ラインツールとフレアを使った簡易な光編集
2020/08/23
こんにちは。デジダスキュビカの文元です。
今回はphotoshopのラインツールなどを使った簡易な光編集についてご紹介致します。
まずはローテーブルにラインツールを用いて光の反射を強調させて雰囲気を出してみたいと思います。
ラインツールの基本的な使い方は【photoshop初心者向け】ラインツールを使った簡易編集をご参照下さい。
まずラインツールを選択し白色で設定します。線の太さは今回は3pxで行います。
ローテーブルの脚が金属なので光の反射を強調させます。光は左から右に来ているので、脚の左側に白の縦線を描きます。
作成したラインのレイヤーをマスクで編集したいので、右クリックからレイヤーをラスタライズを選択して通常レイヤーに変換します。
通常レイヤーに変換後、マスクレイヤーを作成し、柔らかいブラシを選択します。
色は黒色でマスクレイヤーを選択した状態で白ラインの上下を消します。
簡易ではありますがこの作業をするしないで質感は変わります。
右の足にも反射をつけようと思いますが形状が同じなのでコピーで行います。
移動ツールでAltを押しながらドラックすると選択しているレイヤーがコピーされます。
右側の脚は左側の脚に比べ影に掛かっていますので、不透明度を50%程にして光を弱くします。
ガラス天板の角にも同じ処理をしてみましょう。
この場合は2辺に白線を描いて2つできた白ラインレイヤーを結合。マスクを切って端を消します。
光が強いと感じる場合は不透明度を下げます。今回は40%で行います。
次はガラス天板にフレアを付けたいと思います。
新規レイヤーを作り楕円形選択ツールで大きな円の選択範囲を作ります。
その円を塗りつぶしツールで黒に塗りつぶします。
そして「フィルター」→「描画」→「逆行」を選択します。
逆行を設定するタブが出てきます。
左の光をドラッグで中央に移動させ、105mm(1)にチェックを入れOKをクリックします。
黒円内に光が作成されました。
そのレイヤーをスクリーンの設定にすると黒色部分が消えます。
Ctrl+tで自由変更を行います。
サイズを小さくしてガラス天板の左手前に持ってきます。
これで光が強く反射している雰囲気を出します。
最後に逆行のもう一つの使い方として太陽光の表現を行ってみます。
どちらかというと太陽光表現の方がよく使っています。
先ほどと同じく新規レイヤーを作成し、大きい黒色の円を作成します。
そして「フィルター」→「描画」→「逆行」を選択します。
ここまでは先ほどと同じですが、変えるのは逆行の位置です。
使用している内観画像は左に掃出し窓があるので、もちろん左から太陽光があります。
なので光の位置を左上にドラックで移動させます。
最後にOKをクリックします。
すると左上からの光が作成されます。
同じくレイヤーの設定をスクリーンに変えて黒色を消し、左の窓ガラス上部に持ってくると太陽光の表現となります。
このように光の演出でパースに雰囲気が出ますので是非試してみてください。
今回は以上となります。
何かお役に立ちましたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
