【3dsmax初心者向け】簡単に手すりを作る方法
2018/07/16
こんにちは。デジダスキュビカの文元です。
今回は簡単に手すりを作るAEC拡張機能のレールについてご紹介致します。
世の中には様々な箇所に手すりが使われています。
なので計画建物はもちろん周辺の敷地や建物にも手すりが使われていることが多々あります。
その手すりがすぐに作れると作業時間短縮に繋がりますのでご紹介させて頂きます。
①「作成」→「ジオメトリ」→「AEC拡張機能」を選択します
②「レール」を選択しドラッグする
「レール」を選択しドラッグすることで手すりの長さが反映され、
カーソルを上に上げると高さが反映されます。
今回は5000mmの長方形にスナップを効かせてドラッグ下ので長さは5000mmとなっています。
これで初期数値状態ではありますが手すりができました。
③レールの詳細設定
それでは細かい設定を行っていきます。
まずは「上レール」の設定から行います。
上レールとは一番上の手すり箇所です。
「プロファイル」では形状が「丸」、「角」、「なし」の3種類を選択できます。
今回は角で行います。
「奥行き」と「幅」では大きさを設定できます。今回はどちらも30mmで行います。
「高さ」は手すりの高さです。今回は1000mmで行います。
④次に「下レール」の設定を行います。
下レールとは真ん中に横桟で通っている箇所です。
「プロファイル」「奥行き」「幅」は③と同様です。
今回は「プロファイル」を角、「奥行き」「幅」を20mmで行います。
そして「奥行き」「幅」の左にあるパネルをクリックすると出てくるタブにて
数などの設定行うことができます。
今回か数を1で行います。
⑤次に「親柱」の設定を行います
親柱は柱の中でも太めの柱です。
操作内容は④とほぼ同じです。
違うのは「延長部」です。入力した数値だけ上方向に伸びます。
「プロファイル」を角、「奥行き」「幅」を25mm
「延長部」は0、「数」は4で行います。
⑥次に「フェンス」の設定を行います。
作成される箇所は親柱の間です。
こちらの操作内容も④、⑤とほとんど同じです。
違いは「タイプ」の選択。「手格子」、「羽目板」、「なし」の三種類から選択できます。
また「下のオフセット」は入力した数値だけ手格子の下端が上方向に短くなります。
今回は「プロファイル」を角、「奥行き」「幅」を10mm
「延長部」「下のオフセット」は0、「数」は8で行います。
これで手すりができました。
この作り方の大きなメリットは後からでも数値などを入れ直すだけで簡単に編集ができることです。
⑦レールでよく使う機能
最後にレールで私が良く使う機能をご説明致します。
まずはラインを引きます。今回は分かりやすくなるようベジェコーナーで曲線にしています。
そしてレールパスを選択をクリックしてラインを選択します。
その後コーナーを重視にチェックを入れセグメント数を20にすると
ラインに沿って手すりが作成されました。
またもう一度ラインを選択して形を変えると手すりも連動して形が変わります。
以上がAEC拡張機能のレールの主な使い方です。
レールパスを選択を上手く使うことで色々な手すりのモデリング時間短縮に繋がりますので是非試してみてください。
今回は以上となります。
何かお役に立ちましたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
