【3dsmax初心者向け】選択保存、maxモデルの取り込み方
2018/06/18
こんにちは。デジダスキュビカの文元です。
今回の内容は選択保存とmaxのモデルデータの取り込み方についてご紹介します。
従来の保存は全てのデータを保存することですが、
選択保存とは選択しているモデルのみを保存することです。
「どこで使う機能なの?」と思われたかもしれませんが
選択保存とデータの取り込む機能は2人以上のチームで作業を行うときにとても便利な機能です。
それではどういうものかをご説明致します。
選択保存のやり方
①ひとまず8つのモデルを準備しました。
その中の4つのモデルを選択し、これを選択保存します。
②左上のスタートボタン(MXDと書かれています)をクリックし、
「名前をつけて保存」の中にある「選択を保存」をクリックし、指定の場所へデータを保存します。
これで選択保存が完了しました。
それでは選択保存したmaxデータを開いてみると、選択されたモデルデータのみとなっています。
maxデータの取り込み方
それでは選択保存したモデルデータを取り込んで見ましょう。
③まずは①、②で使用したmaxデータから選択保存した4つのモデルデータを消去します。
④左上のスタートボタン(MXDと書かれています)をクリックし、
「読み込み」の中にある「合成」をクリックします。
そして選択保存したmaxデータをダブルクリックしてください。
⑤モデルの名前のリストなどが記載されたパネルが表示されます。
今回は全て取り込むので「すべて」を選択し、「OK」をクリックします。
※モデル名前をクリックし「OK」をすることで、指定したモデルのみを取り込むこともできます。
⑥これでmaxのモデルデータが取り込まれました。
ここでのポイントは選択保存された位置と同じ場所に取り込まれたことです。
基準の位置さえ決めていれば、建物の内部、外部、周辺敷地に作業を分担して、
必要なモデルのみ選択保存。その後合成すると1つの建築パースモデルの出来上がり、ということです。
複数人でモデル作業を行う場合は間違いなく使用する手順となります。
その他にもモデルの色、テクスチャを貼っていればそのデータ。
要するに選択保存したモデルに対して反映させているデータも保存されます。
小物や建築部材など、他の建築パースでも使用できそうなものをモデリングした際は
データを残しておき、他物件制作の際に合成して使用すると時間短縮にも繋がりますので
どんどん利用してみてください。
今回は以上となります。
何かお役に立ちましたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
