【3dsmax初心者向け】ラインのアタッチ、連結方法を解説
2018/05/14
こんにちは。デジダスキュビカの文元です。
今回の内容は前回【3dsmax初心者向け】ラインの作成、使い方の基礎の続きをご紹介致します。
さて前回の最後にスペードマークをラインで作成しました。
そのラインを全選択して押し出しを押してみましょう。
恐らくラインが面で立ち上がるだけで、上面、下面が作成されないはずです。
では面が作成されるようにラインの設定を調整しましょう。
一度押し出しを削除してください。
「修正」→「押し出し」を右クリックして削除を選択すると履歴が消えます。
ラインのアタッチ
さて、押し出しで上面、下面が作成されなかった理由のひとつが
ラインが複数で構成されている事です。
現在のスペードはラインが2つでできているので1つにまとめます。
①ラインを一つ選択して「修正」→「アタッチ」をクリックします。
②アタッチのパネルが緑色になった状態で残りのラインをクリックすると
ラインが1つになりました。
アタッチとは複数のモデルを1つにすることです。
複数のモデルを1つにまとめるグループ化とは異なります。
またアタッチしてモデル数を減らすほうがデータも軽くなります。
ラインの連結
さて、アタッチでラインを1つにまとめましたが、まだ押し出しをしても面はできません。
あと一つだけ工程が残っています。
③ラインを選択して「修正」→「頂点」からエッジを全選択します。
④「修正」→「連結」をクリックします。
これで押し出しをすると上面、下面ができました。
前回ラインをミラーコピーした際、位置を同じ場所に合わせただけで、
maxの設定上では点は繋がっていない状態なのです。
それはアタッチしても変わらないので、最後には「修正」→「頂点」からエッジを選択して連結する作業を行いましょう。
便利機能(ラインによる穴のあけ方)
ここで1つ便利機能をご紹介致します。
⑤まずスペードのモデルを選択してラインに戻ります。
⑥ライン作成でスペードのライン内に四角を書きましょう
最後にスプラインを閉じますか?に対しては「はい」をクリックしてください。
⑦そして押し出しに戻るとラインで書いた範囲に穴が開きました。
ラインの作り方でこのようなモデリング方法もあります。
天井に穴をあけるモデルなどの場合に便利な機能です。
※横から見たときにラインが浮いていないかの確認は必要です。
浮いていると形が崩れます。
以上です。
アタッチや連結などは使用頻度の高い機能ですので、試してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございます。
