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【3dsmax基礎知識】モデルの3つの複製方法「コピー」「インスタンス」「参照」

皆様こんにちは。CGパース制作デジダスキュビカの三輪で御座います。

先日セミが鳴いているのを聞いて夏の訪れを感じました。熱中症などならぬよう

体調管理により一層注意が必要な今日この頃であります。

 

さて、今回は3dsmax初心者の方向けにモデルの複製について色々な方面からの

アプローチを紹介したいと思います。

 

3dsmaxにおけるモデルの複製方法の種類

 

3dsmaxにはモデルの複製方法が3つ存在しそれぞれ「コピー」「インスタンス」「参照」と呼びます。

3つとも「モデルを複製する」という点では同じなのですが、複製した後にその機能の違いが現れます。

 

まずは3種類に共通する複製の方法です。

複製したいモデルを選択し、[Ctrlキー]+ドラッグで任意の場所へモデルを移動させドロップします。

するとクローンオプションのウインドウが表示されます。

ここまでは3種類の複製方法すべてに共通する操作になります。

また、ツールバーの[編集]→[クローン作成]を使うとオリジナルと同じ座標上に複製モデルを作成することができます。

(ショートカットキーは[CtrlVキー]です)

 

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クローンオプションのウインドウにあるオブジェクトの欄から「コピー」「インスタンス」「参照」の

どれを選択するかによって後の作用が大きく変わってきます。

 

ではそれぞれどう変わるのか、これから解説したいと思います。

 

3dsmaxでの「コピー」の作業手順と効果

 

それではまず、コピーの操作とその効果について説明します。

先ほど紹介したクローンオプションのオブジェクトにある「コピー」の項目にチェックを入れ[OK]をクリックします。

これにより、オリジナルとコピーモデルの2つが完成します。

 

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コピーされたモデルは形こそオリジナルと同じですが、まったく別のモデルとして扱われます。

そのため、コピーモデルをいくら変形・編集してもオリジナルには一切反映されません。

逆も同じで、オリジナルを変形・編集してもコピーモデルには反映されません。

 

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3dsmaxでの「インスタンス」の作業手順と効果

 

続いて、インスタンスの操作とその効果について説明します。

クローンオプションのオブジェクトにある「インスタンス」の項目にチェックを入れ[OK]をクリックします。

これにより、オリジナルとインスタンスモデルの2つが完成します。

 

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インスタンスされたモデルはオリジナルと同等の扱いとなります。

そのため、インスタンスモデルを変形・編集するとオリジナルにもそれが反映されます。

逆に、オリジナルを変形・編集した場合はインスタンスモデルにその結果が反映されます。

ただし、移動・回転・スケールに関しては結果が反映されることはありません。

 

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3dsmaxでの「参照」の作業手順と効果

 

続いて、参照の操作とその効果について説明します。

クローンオプションのオブジェクトにある「参照」の項目にチェックを入れ[OK]をクリックします。

 これにより、オリジナルと参照モデルの2つが完成します。

 

001_0002_グループ7

 

参照されたモデルは基本的にオリジナルと同等の扱いになります。

そのため、参照モデルを変形・編集するとオリジナルにもそれが反映されます。

逆に、オリジナルを変形・編集した場合は参照モデルにその結果が反映されます。

 

001_0001_グループ 8

 

ここまでは、先ほど紹介したインスタンスと同じ効果ですね。

参照の場合、複製時点まではオリジナルと同じ状態になるよう形状変更が可能です。

 

違いはここからで、それは参照モデルに新たにツールを使用した場合に起こります。

今回は参照モデルにポリゴン編集を用いて解説します。

 

001_0000_グループ 9

 

上記画像のように、参照を適用した場合のみモデファイアスタックに灰色のバーが出現しこれ以降

ポリゴン編集などのツールを適用するとこのバーの上に表示されるようになります。

このバーより上に表示されている機能を編集した場合は、参照モデルだけにその編集が反映され

オリジナルには何も起こらなくなります。

このバーより下に表示されている機能を編集した場合は、参照モデルとオリジナル両方にその編集が反映されます。

 

3dsmaxでの「コピー」「インスタンス」「参照」の使い分け

 

以上の「コピー」「インスタンス」「参照」の作業手順を踏まえたうえでそれぞれの使い分けについてですが、

この3種類の複製方法においては使い分ける場面というのがある程度決まっています。

 

複製したモデルを後に変形・編集する場合にはコピーを使うべきですし、複製後に変形・編集の可能性のないものや、

同じ形のものを大量に複製する場合はインスタンスや参照が役に立つことでしょう。

 

この3つの複製は、上手く使い分けるとモデリング作業の効率化に大きく貢献してくれます。

特にコピーとインスタンスは使用頻度が高い機能なので、使い分けに慣れておくと良いかと思われます。

 

最後までお読み頂き有難う御座います。

皆様のお役に立てれば幸いです。

 

CGパースクリエイター 三輪

2017年入社。大学で学んだ3DCGの技術を生かすべくキュビカへ。先輩方に追いつけるよう、技術向上に向けて日々修行中。


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