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CGパース作成での写り込み処理方法

見本写真

完成作品

 

今回はガラスの質感・水面の表現をスタディしようと思います。
水面に写り込む建物の表現、水の揺らぎ、軒に写る水の反射感など、雰囲気を重視しつつ進めていきます。

 

写真画像を複数探してそれらを基にモデリングに取り組みました。
モデリングは写真しかなく図面が無いので一度ある程度の寸法で作りました。アングルを合わせてカメラ上で確認しつつ形状を微調整するのに苦心しました。今回に関しては、植栽や水辺もCG上で表現するようにしました。

 

CGパース作成での、写り込みのライティング

 

ライティングに関しましては、水辺の反射光の影響を強めに受けるように調整し、影が濃くなり過ぎないように注意しました。
また、内部に関しましては昼景なので明るくし過ぎず、対岸の写りこみ具合との兼ね合いも踏まえて、内部をうっすら見える程度に留めるようにしました。

 

ガラスへの写り込み表現はマテリアル処理で行う

水の表現は微調整の計算時間が掛かるので後回しにして、他の部分を詰めていきます。とはいえ、他に難しい調整も無いのでさくさく進めます。今回、ガラス面が広い割には写り込むものが無いので対岸に植栽を配置してガラスに表現します。植栽をモデリングで置くと計算時間が延びますので、今回程度のアングルとガラスへの写り込み表現だけなら、マテリアルで処理します。

 

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上記のように、ペラペラの板に植栽を並べたmapを貼り、植栽部分のみを抜いてしまうとオブジェクトのポリゴン数も計算時間も少なく済むので、重用します。計算時間もそうですが、ポリゴン数が多いと、どうしても作業がスムーズに動かなくなる場合もあるので、極力簡略化する事を考えて作ります。狭い範囲なので、ついでに塀の外の植栽もmapで進めます。

 

マッピングは屋根や正面奥の茶系の壁面に素材として細やかな凹凸感が出るように工夫しました。水面の揺らぎや透明度、水底の砂利表現も同じく、計算しつつの微調整となりました。また、ガラス表現として透明感、水辺の対岸の植栽の写りこみは何度か計算しつつ詰めていくのに少し時間がかかりました。

 

ガラスの表現は毎度苦労させられるものの一つです。一度きっちり表現出来ても違う物件やシーンに於いては調整し直さないといけない場合の方が多いので時間が掛かります。

 

内部はマテリアル含めて作り込んでないですが、透け感を得る為には必要なのでぼんやりとでも作っておきます。写り込みに関しては先程述べたように、植栽がガラスに表現されるので後は、少しガラスにブルーグリーンの色をいれます。

 

 

水面への写り込み表現はマテリアル処理で行う

 

以前、浴室のケーススタディのときにも書きましたので、詳細は省きますが、不透明で揺らぎをしっかり表現したVerと、水自体が無いVerの2枚を計算させて、合わせていきます。

 

レタッチとしてはほとんどCG上での表現で済ますようにしたので、あまりしていませんが、空と屋根の軒に映った水の揺らぎはPhotshopでの作業としました。軒面ですが、先ずは水の反射抜きに描きますが、面の先の方を明るく、奥に行くほど暗くと、若干のグラデーションを付けます。

 

水面がキラキラと反射しているような表現は、ブラシで普通に塗り、色んな効果を使って表情をつけていきます。
表現上汚れのムラとなってしまうのか、光の反射となるのかの差をつけるのに苦労しました。

CGパースクリエイター 山元

CGパースクリエイター 山元

2014 年入社。 前職で培った建築CGパースの経験を活かし、キュビカへ。 毎日新たな発見があり、日々スキルアップのため勉強中。


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