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CGパース作成でのガラスビルのガラスの表現

見本写真

完成作品

今回はイギリスにあるガラス壁の建物のCGパース作成方法を紹介いたします。前の練習に続き、ガラスの表現を練習しました。

 

見本画像出処:TEROCO WINDOWS & DOORS

 

 

前回(ガラスビルのCGパース制作)と違い、今回の見本画像は、近景でガラスを透かして中身がよく見えてしまい、モデリングの部分はこの建物の別アングルで撮られた写真と周辺の写真を参考して作らないといけませんので、前のモデリング制作より手間がかかりました。ガラスのマテリアル設定でも、反射の数値を前回より低く設定します。

 

 

CGパースにおけるガラスのモデリングの設定

 

カメラを設置し、アングルを見つけたらモデリングを開始します。今回のモデリングは内部の形のつくりにまで手を入れました。よく見たら建物の内部右側の部分には、吹き抜けや、廊下、階段などがあります。

 

ほかの写真を参考にしてできるだけ忠実に作りました。ガラスを透かしたところに不細工なモデリングを見せるようにしたら、絵の真実感を失ってしまうからです。

 

内部の形を見せるのもガラスの表現の一つになると思います。この見本画像の写真の所在地はわかっていますので、住所を確認し、映りこんだ周りの建物はアプリでとられた衛星写真で位置を合わせて作りました。そうしたら映りこみの位置や形ももっと確実にガラスに表現できます。

 

 

CGパースにおけるガラスのマテリアルの設定

 

ガラスマテリアルの数値は透明度がMAXで反射度を100くらいに設定しました。やや青色味で屈折度は1.0です。前回と同じようにガラスあり(反射強め)の画像と、ガラスなし(透かす)の画像を両方ともレンダリングをして、2Dソフトで効果をかけます。

 

今回のガラスの透明度が高いため、この二枚を重ねて最終仕上げをするステップは、ガラスの透かし効果にかなり重要な部分になると思います。レッタチと仕上げ植栽を入れているときに、このシーンは近景ということが気になりすぎて、植栽の大きさをちゃんと把握できず、違和感を覚えながらあたりを立ててみたら、やっはり植栽が大きすぎてしまいました。

 

たまにこのように自分の視覚にだまされることもありますので、念のため、レッタチをするときには、やはりあたりを作ったほうがいいのではないかと思います。ガラスを透かして見えた植栽は、部分的にマスクをかけて、青みをかけます。ガラスの部分に空の写真の効果をかけて、周りの建物が映りこんだところにマスクを作って、空を弱くします。

 

太陽光の方向に合わせてガラスにグラデーションをかけて、屋根やサッシ、柱などにもグラデーションや、ハイライトをつけて、建物の立体感を表現したら完成です。

イラストレーター 黄

イラストレーター 黄

2014 年入社。 母国台湾で絵画やイラストを学び、日本へ。 建築イラストレーションだけではなく、パース制作もキュビカで勉強中。


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