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オフィス風景のCGパースの作り方

見本写真

見本写真

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完成作品

今回のCGパーススタディは同系色の空間をいかに立体的に効果的に魅せるかをテーマに選びました。左の見本写真を見て分かる通り、白を基調とした空間で窓からの光もあり、明るいながらも陰影をしっかり表現してメリハリをつけていきます。同系色の空間などは陰影や質感で差を付けることで、絵に締りを持たせることができます。こういう部分で手を抜くとのっぺりとした雰囲気になってしまいますので注意が必要です。

 

オフィス風景CGパースでの光の表現

窓からの採光を表現します。具体的には窓の周辺を明るく、離れるほどに明るさを抑えていくことです。床への光の反射は影との縁をぼかし、周辺環境が写り込んでいる風に表現しました。床自体は写り込みを少しぼかすことで鏡面ではないが、光を鈍く反射するような質感を表現しました。反射のしない表情や、普通に鏡面の表情にするよりは計算時間は掛かりますが、CGパースでは必要な表現なので、微調整に時間を割きました。

 

光の廻り込み

光の廻り込みについては、画面左側の造作壁が一番分かりやすいでしょうか。この造作壁は光の表現と、更にドーナツ状の装飾の小口を暗くすることで立体感を出しました。こういう様に正面側・側面側と分かれた部分では、スポットライト等が直接当たっているモノには、陰影を濃くはっきりとつけ、差を付けることでエッジが立ち、コーナー等に硬質な表情を与えます。

 

また今回のCGパースのように、側面側にグラデーションの様に差を付けると、光がその側面にも廻っている感じで少し柔らかい印象となります。モノにも拠りますし、好みの問題もあるでしょうが、広範囲のオブジェクトなんかは敢えて部分的に白飛びさせるのも光の当たっている表現として有効ではあります。

 

ガラスの表情

ガラスは反射がほとんど無く、周囲の写り込みも無いので、うっすら色を付けて表現しました。CGパース上では、手前の開口や奥のガラスが重なっている部分には更に色を乗せて、手前のガラス面と差を付けました。今回はこういう表現にしましたが、実物と違い、逆に絵ということで自由に表現できるので、本来は写らない風景なんかをうっすら付けてやる事で逆にリアリティを持たせたりもします。

 

背景に関して

窓の外の風景に関しては、この物件が白を基調として色みの無い空間なので、背景も白を加えたり、少し透明度を上げることで存在感は出しつつも目を引かない程度に調整していきました。CGパースにおいて、主役となる物件よりも目立つ様には表現できないのですが、手を抜き過ぎるとそれはそれで物件そのものが悪目立ちしたりするので、背景をただ差し込むだけではなく、微調整していくことも小さいことですが必要となります。

CGパースクリエイター 山元

CGパースクリエイター 山元

2014 年入社。 前職で培った建築CGパースの経験を活かし、キュビカへ。 毎日新たな発見があり、日々スキルアップのため勉強中。


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