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CGパースのケーススタディ~室内のレタッチ~

見本写真

見本写真

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完成作品

 

 

前回と前々回でモデリング・ライティングを詰めたので、今回はCGパースのレタッチに取り掛かります。今回はレタッチ上での作業に重きを置いていないので、それほど時間を掛けておりません。なのでこの作品のことに限らず、普段私が行う作業行程も挟んでいこうと思います。

[白と黒の表現]

まず、レンダリングをする時に普段気をつけていることはCGパースでは極力真っ白と真っ黒を作らないことです。前回も少し触れましたが、CGパースのライティングを進めていくとオブジェクトが真っ白になり、上がってきた計算画像が白飛びしていることがあります。

この場合、フォトショップ上でどれだけCGパースをいじっても白飛びは直りません。球状のものでも円に見えてしまい立体感が無くなったり、せっかく煮詰めた素材感などが潰れて表現できなくなります。また、空間の奥行き感が単調になり絵に締りがなくなったります。真っ黒の場合も同様です。ライティングの光を調整するか、マテリアルを調整するかはその都度検討します。

名称未設定 2

左の球の場合、レタッチ上明度の調整などで時には右の円のような表現にする事は可能ですが、逆に右側の円から単純な明度の調整で左の球にはなりません。もちろんフォトショップで球状にブラッシングしてしまえば可能ですが、単純に前者より手間が増えてしまいますので極力避けたい部分です。

照明が発光している表現や極端に光の届かない部分などは最終的に真っ白、真っ黒の表現にする場合もありますが、これらの部分は極力レタッチで詰めて表現します。これは仕事として商業用の建築CGパースを表現する場合に関係するかと思いますが、あくまでCGパースですので、例えば光の届かないような真っ暗な場所でもお客様に説明出来る様にパース上は見えるように表現したりします。

リアルに仕上げる場合もあるのでケースバイケースですが、どちらに振られるにしてもすぐに対応できるように白に近いグレーから黒に近いグレーで調整します。

 

[レタッチとの兼ね合い]

背景画像は見本写真の画像を差し込んでみたところ、そのまま使えそうでしたので背景に関しては、ほぼ手付かずです。今回は表現しておりませんが、商品や装飾などの小物、人物や照明効果など極端な話をすれば建物自体もフォトショップで丸々仕上げることも可能ではあります。

もちろん時間や手間の兼ね合いもありますし、仕事の上で作業中にもし変更などがあった場合に、その対応にはCGで直すのかレタッチで修整した方が良いのか考えながら進めます。要はどちらの仕上げが時間を掛けずに綺麗に表現できるのか、後々の対応に作業しやすいのはどちらかということです。

 

CGパースクリエイター 山元

CGパースクリエイター 山元

2014 年入社。 前職で培った建築CGパースの経験を活かし、キュビカへ。 毎日新たな発見があり、日々スキルアップのため勉強中。


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