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ザ・千里タワー~CGパース作成~

見本写真

完成作品

この見本はチラシで見たザ・千里タワーという物件のパースです、他の人が作った優れた建築CGパースを見本として、他人の長所を学ぶのもいい練習だと思いますので、今回はこれで説明させていただきます。

 

複雑ではない形ですが、画像の真ん中にある木造の扉の後ろの構造は曖昧に見えました。きちんと形を作らないと光などに影響されますから、出来れば資料を調べたほうがいいと思います。

 

この千里タワーという物件はもう竣工したので、本番を始める前、先にグーグルアースやネット上で画像を探したり、形を見直します。そして、いつものとおり見本画像内でソフトで水平線を引いて、透視箇所を見つけます。下準備が終わったら、モデリングのほうに進みましょう。

 

先に3DSMaxにビューのバックグラウンドを読み込みます。やり方は前の記事を参考にしてください。前の記事で説明したように、画像を読み込んだら、モデリングを立ち上げます。最初は簡単なボックスから、先に画像に引いた水平線と透視にあわせて、カメラの数値を少しつづ調整していきます。合わせたらボックスを細かい建築構造に発展していきます。

 

今回の製作ポイントは簡単な建築の形で、建材の質感とライティングを表現し、建物の高級感を出すことだと思いますので、モデリングじゃなく建材のマップの選択や製作の方に力を入れます。

 

資料と見本画像から見ると、右側の柱から中央の扉の両側までは大理石の素材と推測できます。ですが、仕上げの部分は、現場の写真では磨き仕上げした大理石ですが、見本画像は反射が弱いバーナージェットの大理石の素材を使ったように見えます。このようになった原因は分かりませんが、両方ともレンダリングして効果を見て検討します。

 

 

 

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磨き仕上げ                          バーナージェット 

 

二つの画像を比べると、磨き仕上げの素材は周りの反射が過度にありすぎ、逆に画面のスポットを失って、明暗の調子を破壊した感じがします。個人的にはバーナージェットのほうが、画面にとって正面的な効果があると思いますから、バーナージェットに決めます。

 

今回の経験で、素材の効果と画面全体的な調子を配合するのも大事だと学びました。ライティングについて、床に落ちた柱の影がありますが、太陽光は本当にこの影になる角度に設置したら、夕方の雰囲気になってしまいます。この結果を避けるため、太陽光をモデリングの真上に設置して、右側からふわっと明るくなるように、面積が大きい板ライトを設置します。床に落ちた影はレタッチのときに作ります。

 

今回のレッタチのポイントは、3Dの状態で綺麗に表現できない効果を2Dで直したり、強調したりすることです。たとえば金属のつや感や右側の陽光の照らしなど、細かい色の調子と明暗さを調整して、背景の植栽を入れたら完成です。

 

 

 

 

 

 

イラストレーター 黄

イラストレーター 黄

2014 年入社。 母国台湾で絵画やイラストを学び、日本へ。 建築イラストレーションだけではなく、パース制作もキュビカで勉強中。


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